北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
実弾が演習場外へ
 昨日、自衛隊の恵庭演習場で、訓練中に120mm迫撃砲の実弾が、空中で破裂せず演習場外に着弾した可能性がある・・というnewsが流れています。事実だとしたら怖いですね。
この1〜2年、自衛隊の演習は激しさを増しているように感じます。この水辺からも自衛隊の演習場はすぐそばですが、かつてよりも演習の頻度が高くなっているように感じたり、夜中、早朝の演習が増えているように感じます。夜中(1時2時まで)、早朝(早いときは5時頃から)に戦車のキャタピラの音が聞こえるのは不気味な感じです。自衛隊のイラク派兵と期を同じくしていると感じています。
 自衛隊の存在が憲法に違反しているのか合致しているのかという議論はさておいても、「自衛隊が戦後60年間、他国の人の命を奪うことがなかった。」「他国へ侵略することがなかった。」ということは、誇れることだと思います。今から9年も前になりましたが、沖縄の「ひめゆり学徒隊」の数少ない生存者で、ひめゆり平和記念館の証言員、宮城喜久子さんが講演でそう話しておられたのが忘れられません。しかし、このことを誇りに思うことができなくなるのも、時間の問題のように思われます。それが、この国の有権者の選択なのでしょうか?
この国が、資源を輸入し、工業製品の輸出で成り立っている国であることは誰でも知っている事実でしょう。そうやって貿易を実現できるのも、「日本はどこの国も攻撃せず、侵略もしない。そういう憲法を持つ国だ」という国際的認識にあることが、図らずもここ数年のイラク問題が証明しています。この、国際的認識を維持しながら貿易立国する方向で進む・・という選択肢はすでに捨てられてしまったのでしょうか・・・・
 それにしても、迫撃砲というのは、地上10m位で破裂する砲弾なんですね。ということは、着弾点付近の人々に、砲弾の破片を空中から降り注がせる・・ということですね。塹壕を掘って隠れているぐらいでは助からない・・・ということでしょうか。というより、そうやって隠れている敵を攻撃するために開発されたと言うことなのかな。

by kitanomizube | 2005-03-06 12:13 | 平和
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