北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
とうとうこういう事態に

アフガニスタンで医療支援活動を続けている「ペシャワール会」の男性スタッフ(邦人)が誘拐されたらしい
読売新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
アフガンでNGOの邦人誘拐情報…静岡出身の伊藤さんか
 外務省邦人テロ対策室に入った連絡によるとアフガニスタン東部で26日午前7時40分(日本時間同日午後0時10分)ごろ、邦人1人が誘拐されたとの情報が現地大使館に入った。
 同省は、現地大使館に対策本部を設置した。身代金要求などの情報はない、としている。
 現地で活動する日本の民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)の説明によると、誘拐されたのは、現地にいる同会の日本人男性スタッフのほか、アフガニスタン人のドライバーとみられる。
 同会現地代表の中村哲医師(61)は現在、タイ・バンコクに滞在しており、「現地の情報を確認している最中」としている。
 同会は1983年9月、パキスタンとアフガニスタンの国境で医療活動を続ける中村医師を支援するため発足。医療支援や農業用水路建設などに取り組んでいる。
 政府関係者によると、誘拐された日本人は静岡県出身の伊藤和也さんとみられる。
(2008年8月26日14時19分 読売新聞)
〜〜〜ここまで〜〜〜

中村哲さんの言葉は、以前も書いたが、9条に守られてきた日本人が、とうとう標的になるほど、日本の自衛隊海外派兵や、アフガンを攻撃する多国籍軍への給油活動が、現地の人々の反感を買っている・・・残念ながらそういうことなのだろう。
今、再び多国籍軍への給油が立法に向け動き出そうとしているが、日本人は今こそ、自分たちを守ってきた9条の重みを、意味を、働きを知るべきではないだろうか?

そして、今まで9条を持つ日本人であるが故に守られてきたペシャワール会の人たちが、自衛隊を海外に派兵する国に成り下がってしまった故に狙われる事態になっている・・と言う事実を受け止め、日本国憲法の持つ意味、その力、政府が守るという「国益」と、今まで9条が守ってきた「国益」は、同一なのか?
どっちが真に「国民の利益」「国民の安全」を守ってきたのか、真剣に考えるべきではないだろうか?


by kitanomizube | 2008-08-26 23:38 | 平和
<< こういう事なのか? 納得の瞬間・・でも・・(×_×;) >>


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