北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
日本の農業

先日「欧米の価値観が破壊する生物多様性」という題で、インドの農業と日本の農業について書いたところ
女性農業者北海道の、yumicoさんからコメントをいただいた
やはり、農業政策、自然・環境保護と言いながら、土建業者や農機具メーカーにお金が落ちる仕組みが日本の農業政策だという。

水質汚濁を防ぐため・・と言いながら、コンクリートで固めた大規模な堆肥集積所を造らせていたが、無駄に太い柱等、不必要な経費を使わせて、土建業者に寄り多くの金が落ちる仕組みになっているという。やっぱりなあ・・と、思ってしまった。
何故なら、道東の大規模酪農家が一様に大きなサイロを建設しているのは、一本2000万円という高価なサイロを建設しないと資金が借りられないからだと言う話。これも、昔ながらにブロックや煉瓦を積んで造れば数分の一の価格でできるのだという。この辺が、日本の行政は何のためにあるのか・・と、考えさせられる部分なのだ。お金を落とす見返りに政治献金と票なのだろう。

そんなことを考えていると、NBonlineの山崎養世さんの「東奔西走」というコラムに
このままでは日本は食べていけないという記事が載せられた

山崎さんによると、今や農業大国となったヨーロッパ諸国よりも、日本の方がはるかに農業に適しているという。
そして、食糧自給率を上げなければ、諸外国の情勢によって食料危機に陥るのは、今や時間の問題だ。
更に読んでいくと「減反と土建業者のために使われた予算」と、書かれている
一部を紹介すると、

〜〜〜ここから〜〜〜
1970年代以来日本で一貫して進められてきたのは、まず、減反奨励金という食料生産を減らすための政策です。さらに、農業土木の名の下に、農家ではなく土建業者に多額の予算が配られる政策でした。同じお金でも後ろ向きに使ってきたのが日本です。
〜〜〜ここまで〜〜〜

まるで、yumicoさんの主張と同じだね(^^)

興味のある方は、是非NBonlineを覗いてみて
連載されるようだ

この田園風景は、いつまで・・・・
日本の農業_c0046416_5384089.jpg


by kitanomizube | 2008-05-29 23:36 | 政治
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