北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
放射能量多くても影響小さい?

日本原燃が再処理工場の安全性をPRしたらしい
読売新聞の記事から

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放射能量多くても影響小さい……日本原燃、再処理工場の安全性PR
 放射性物質(放射能)の量が多くても、被曝(ひばく)による人体への影響は小さい——。
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 今夏の完成を目指して試運転が進む使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)について、日本原燃が、誤解による周辺住民らの不安を取り除くため、ホームページや説明会での安全PR作戦を本格化させた。
 商用としては、国内初の再処理工場が放出する放射能は年間約35万テラ・ベクレル(テラは1兆)。原子力発電所の年間約1900テラ・ベクレルよりかなり多い。そのため、「1日で原発1年分の放射能を出す」として反対運動の根拠のひとつにもなっている。しかし、放射能による人体への影響は、放射線の種類やエネルギーを考慮し、放射能量(単位はベクレル)を、被曝線量(単位はシーベルト)に換算して比較する必要がある。
 再処理工場から放出される放射性物質は、エネルギーが小さい「クリプトン85」が多いことがわかっている。日本原燃がこうしたデータをもとに被曝線量を計算すると、年間約0・022ミリ・シーベルトとなった。これは、原発の年間約0・014ミリ・シーベルトと大きく変わらないレベルという。
 再処理工場運転による被曝線量は、大地や食べ物、宇宙線など自然界から受ける放射線被曝(世界平均で年間約2・4ミリ・シーベルト)の約100分の1。法令で定められた、一般市民の被曝限度(年間1ミリ・シーベルト)と比べても十分に小さく、人体や環境への影響は無視できる線量だ。
 日本原燃は「1日で原発1年分の放射能というのは間違いではないが、人体への影響は被曝線量で評価してもらいたい」(広報グループ)という。
(2008年5月8日03時22分 読売新聞)
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さすがに、最近の原発関係の発表は、「出さない」とは言えなくなっているようだ
「1日で原発1年分の放射能というのは間違いではないが、人体への影響は被曝線量で評価してもらいたい」
と、述べているように、やはり、原発の一年分を1日で出すんだなあ・・・
被曝線量で評価しろと言っても、それが安全だという根拠は何なのだろう
危険なのは体内に取り込まれたときの体内被曝で、これは被曝線量自体が小さくても影響は大きいと言われている
まあ、直接身体に放射線を浴びせ続けるのだから当然だ
何よりも、二十歳前後の若い労働者が、原発の定期点検時の清掃作業に従事し、亡くなっている事実が危険性を最も表しているだろう
こういう事実は、なかなかメジャーな報道には流れないから、一般の人には伝わりにくいのだと思う

by kitanomizube | 2008-05-08 06:06 | 環境
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