北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
不平等条約

Wisdom96さんが、沖縄での米軍海兵隊員による暴行事件について、憤りを書いています

何故、このような事件が起きてしまうのでしょうか?
それは、やはり「日米地位協定」があるからでしょう

これは、いわば「治外法権を認めている」ことになります
例えば、各国の大使館の敷地内は、その国の領土と解されるため、日本から見れば治外法権の場所ではありますが、それとは異なり、日本の施政権の及ぶ場所であっても「治外法権」が認められているのが「地位協定」です

沖縄国際大学校内への米軍ヘリ墜落事件を覚えているでしょうか?
あの時は、日本の消防はおろか警察さえも米軍の黄色いテープの中に入れなかったのです
こんなことが許されて良いのでしょうか??

幕末に結ばれた不平等条約・・・1958年の日米修好通商条約
同じ「治外法権を認めた」条約でしたが
改正されたのは日清戦争直前の1894年
関税自主権に至っては日露戦争後1911年です

日米安全保障条約に関わっての地位協定
改正されるまでには何年の月日を必要とするのでしょうか??

そういえば、「自由貿易」の名の下に関税の自主権も脅かされているのでした・・

もう一つ問題なのは、このような問題が沖縄に集中しがちだと言うことです
それは、米軍基地の7割以上が沖縄に集中している
沖縄の国土はわずか0.6%にすぎないのにです

この、基地の集中も、Wisdom96さんが指摘する、全国紙の報道の空虚さも
根は同じ所にあると考えます

それは、沖縄蔑視ではないでしょうか??

沖縄は琉球王国でしたが、江戸時代に薩摩藩の支配下に置かれました
江戸幕府が滅亡し、明治政府になった時点で自由になれると思ったのに、「琉球処分」によって武力で再び支配下にされました。沖縄県の設置です。そして第二次世界大戦では天皇の身を守るための松代大本営建設完成までの時間稼ぎではないか・・と思われる、本土防衛の防波堤役とされ、唯一の地上戦で大勢の県民の方が亡くなりました
戦後、晴れて自由の身か・・という希望をまたもや打ち砕かれました・・米軍の軍政下におかれたのです
1972年の復帰でも、結局基地は残り、地位協定です・・・・まさに虐げられ続けているのです
このことに「日本人」と自分のことを思っている人々は、無関心すぎませんか??
つまり蔑視しているのではないでしょうか?

私たちの住む北海道も、実は同じです
明治政府が「琉球処分」と同じ頃、最初の植民地政策を推し進めた場所・・それが北海道だからです
アイヌ民族の歴史も文化も生活習慣も、住んでいた場所、主食やそれを得る場所まで全て奪い、「皇民化政策」を推し進めたのですから。

明治政府が徴兵令を出したとき、徴兵免除規定の中に「沖縄と北海道に籍を置く者」があります。何故でしょう??
虐げられ、政府に反感を持つ人々に軍事訓練をし、武器を持たせることにためらいがあったのではないでしょうか?
そんな疑いを抱かせることをし続けている。それが「日本人」と、自分たちのことを考えている人々ではないでしょうか?

by kitanomizube | 2008-02-15 06:27 | 社会
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