北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
靖国へ

あれほどまでに安倍を初めとする自民党員が固執する靖国とは、いったいどんな場所なのか?
知識としては知っていたし、遊就館があることも、内容も知っていたのだが
今まで一度も足を運んだことはなかったので、昨日、意を決して行ってみた
大鳥居・・鋼鉄製と言われる・・裏側にはサビが・・・
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陸軍の大灯籠
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有名な「肉弾三勇士」等のレリーフが刻まれる

これがその「肉弾三勇士」のレリーフ
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しかし、三勇士に被差別部落出身の兵士がいたと言う話が報道されて以来、
軍神とあがめる風潮が薄らいだとも言われ
なんと、靖国の英霊には入っていないという話もある

事実だとしたら、美談として戦意高揚の手段に使うだけ使い
あとは差別を続けるという、なんとも情けない施設と言うことになる

そして目的の遊就館・・・
入り口には零戦が・・本物
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今のF15なんかと比べると、なんと小さいことか・・

逆にこれは、なんとでかいことか・・
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右端が大和の主砲砲弾
左端が武蔵の主砲砲弾

特攻兵器があんな風に展示されている博物館は無いだろうな・・
天井から「桜花」・ミサイルに人が乗る場所を着け、トマホークのPCの代わりをさせようという兵器
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そして「回天」
出口のない海・・・である
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コンピュータが無い時代、それができるのは人間しかなかっただろう
しかし、人間は機械ではない
人間をボルトかナットの一つぐらいにしか考えていないと、あんな作戦ばかりを次々にやろうとはしなかっただろうな・・
そう言うことを考えた人間は、自分は行かなかったのだ
これは現代だって同じ事
アメリカでさえ、戦争をやりたがっているブッシュ、チェイニー、ラムズフェルドなんかは
自分たちは戦場に行かないし、自分たちの子どもも戦場へは行かないのだ
行くのは貧しい国民、そして市民権を取りたい貧しい移民である

格差を固定しようとしてきた日本の現状を見たら、これで軍隊ができたら、全く同じ道を歩むだろう
だって、国民が自分を支持していないこともわからない首相や与党だよ
兵士の痛みがわかる人間がいるわけがない
そう言う人が軍隊を作って動かしたがっているのだから

by kitanomizube | 2007-08-13 22:18 | 平和
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