北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
「米艦防護」行使妥当?

集団的自衛権を研究する有識者懇で、「米艦防護」を議論、行使妥当が大勢という結論だったらしい
ただし、憲法改正が条件
朝日新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
「米艦防護」を議論、行使妥当が大勢 有識者懇
2007年06月11日21時56分
 集団的自衛権を研究する有識者懇談会が11日、首相官邸で開かれた。この日は安倍首相が検討を指示した4類型のうち、公海上での米軍艦船への攻撃に対し、自衛隊が応戦ができるかどうかについて議論した。座長の柳井俊二・前駐米大使によると「集団的自衛権の行使で説明するのが自然だ」という意見が大勢だったという。
 首相は懇談会の冒頭、「日米同盟の重要性の観点から、わが国艦船の対応を検討していくことは極めて有益だ」と強調。政府側は、米軍が攻撃を受ける具体的事例として(1)日米共同訓練の際の洋上補給中(2)自衛艦が後方地域支援として物品輸送中(3)周辺事態の際の自衛隊の船舶検査活動中などの5例を提示した。
 懇談会メンバーからは個別的自衛権を基本に対応するという従来の政府方針について「現場での判断が難しい」という意見や、「現行の憲法解釈でできることは米国の期待に足りないのでは」などの指摘が出された。
 首相が前回の懇談会で自衛隊の行動について「明確な歯止めを国民に示すことが必要」と発言したことについては、メンバーから「解釈変更して集団的自衛権を行使する場合は政治判断によるべきだ」「行使の基準は法律を作る過程で国会、国民の判断を仰ぐことになる」との意見が出た。
 次回会合は今月29日で、米国に向かうかもしれない弾道ミサイルへの対応について議論する予定。  
〜〜〜ここまで〜〜〜

首相の諮問機関なのだから、そう言うメンバーを集めているのだろうし
こういう結論が最初にあって議論しているのだろう
意味あるのかな・・・

それより、こういう議論を見ていていつも思うのだが
米軍の艦船が攻撃されていて・・の前提はわかった
しかし、何故攻撃されているのか・・その攻撃相手国は、日本とどのような関係にあるのか
という更に大前提がない
米軍が、イラク戦争のように、言われない難癖をつけて戦争を仕掛けているときに
その相手国が攻撃してきているときでも、やはり助けるのか?
その相手国が、日本の経済的に重要な国だったとしてもなのか?
つまりは、戦争に向かうまでの外交政策の話は議論しなくて良いのか?
ということだ

戦争へ向かう外交政策が前提なのか
国際協調へ向かう外交政策が前提なのか
国民の真意を問うのはここではないのか?


by kitanomizube | 2007-06-12 06:28 | 政治
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