北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
この問だ

孫崎亨氏のblogで、期間限定で読める記事にISD条項の恐ろしさが書かれている

〜〜〜〜〜〜ここから〜〜〜〜〜〜〜
各国は薬の特許には独自の認可制度を持っている。健康に対する世論の関心は国によって異なる。 特許を与えるにおいては、どれだけの臨床実験をするのが適当化かは当然国によって異なる。
 カナダ政府は米国製薬会社にたいして臨床実験数が不十分であるとして特許を与えなかった。米国製薬会社はこれをカナダの裁判所に持ち込んだが、カナダの最高裁判所はこれを却下した。今度はこの製薬会社は米加自由貿易協定に含まれるISD条項でカナダ政府を訴えた。その額なんと一億ドルである。
〜〜〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜〜〜〜

この記事の最後に、こう書いている

「 貴方は、TPPのISD条項で1億ドルの損害補償を日本政府が払うようになった時に、TPPに入っていてよかったと思いますか。入るべきでなかったと思いますか。」

ということだ
TPPとは、こういうことを日常的に突きつけられる条約だと言うことだ
農業も、モンサントの種や苗が市場を席巻するだろう
何故って、遺伝子組み換えを認めない法律があっても、この医薬品のように国がアメリカの一企業に法外な金額の賠償を求められて提訴されるのだから・・

これでもTPPに入って良いことがあると言えるのだろうか??
この問は重い

久しぶりにエントリー・・・が、この記事かあ・・・(×_×;)

by kitanomizube | 2013-04-19 21:22 | 政治
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