北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
やっぱり増水中・・

カヌーのベテランが二人亡くなったらしい
北海道新聞の記事から

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カヌー転覆2人水死 難所、急流にのまれる 層雲峡の石狩川
(08/21 17:52、08/22 07:01 更新)
 【層雲峡】21日午後1時40分ごろ、上川管内上川町層雲峡の石狩川で川下り中の1人乗りカヌー4隻が転覆、男性4人のうち旭川カヌー倶楽部(くらぶ)会長の自営業小国数弘さん(63)=旭川市大町2の1=、同事務局長で旭川市職員の笹原秀晃さん(51)=同管内東神楽町ひじり野北2の2=の2人が流されて行方不明になった。旭川東署などの捜索で転覆から約1時間半後に下流で発見されたが、いずれも死亡した。
 同署などによると、この日の川下りには道内各地のカヌー仲間計11人が参加。陸上で見守るメンバーなどを除く7人が1人乗りのカヌーで、層雲峡の観光名所大函(おおばこ)付近を起点に午前11時40分ごろに川下りを開始した。
 途中で1人が技量を考慮して川下りを中止。出発地点から約10キロ下流の層雲峡温泉街付近で6人のうち4人が転覆、カヌーから投げ出された。このうち2人は、川岸にいた仲間がロープを投げ救助したが、小国さんと笹原さんは下流に流された。
 110番通報を受け同署や上川中部消防組合が捜索。午後3時ごろ、転覆現場から約3キロ下流の北電真勲別取水堰(ぜき)の取水口付近で小国さんを発見、ドクターヘリで到着した医師が死亡を確認した。
 さらに午後3時10分ごろ、道警ヘリが転覆現場から約1・5キロ下流の中州に打ち上げられた笹原さんを発見、旭川市内の病院に運んだが、まもなく死亡が確認された。死因は2人とも水死。
<北海道新聞8月22日朝刊掲載>
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ベテランが何故?
という思いで他の記事を探すと、やはりあった
北海道新聞の記事から

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カヌー転覆現場は岩点在、上級者向けコース 流される事故多発
(08/22 06:56、08/22 07:01 更新)
 層雲峡の石狩川でカヌーが転覆し、2人が死亡した事故で、道内のカヌーの専門家らは、事故現場について「難所が多く上級者向け」と指摘している。
 アウトドア用品店秀岳荘白石店(札幌市白石区)でカヌーの販売マネジャーを務める鳥海信さん(45)は、「現場は急流で大きな岩が点在する、比較的上級者向けのコース」。後志管内倶知安町でカヌースクールを運営する西田智さん(48)も「これまでも転覆後にカヌーを脱出して長距離流されるなど、危ない目に遭ったという話をしばしば聞く場所。特に層雲峡温泉街に近い転覆現場は流れが激しい」と話す。
 国土交通省の河川水位観測システムによると、石狩川の層雲峡にある観測地点の今月の水位は、昨年同期と比較すると、平均で50〜60センチ高く、水量の多い状態が続いていた。層雲峡気象観測所のデータでは、21日の降水量はゼロだったが、今月1〜20日では、計137・5ミリと平年値を34%上回っていた。
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普段でも難所と呼ばれる場所
だから陸上のサポートも置いていたのだろう
それに増水が重なっていた
しかも普段より50cm〜60cmも多かったという
これだけ増水すると川幅も変わるぐらいの水量
こうなると水のパワーも全然違う
だから同じ場所を下ったことがあったはずのベテランでも
事故につながってしまったのだろう
写真で見えるとおりなら
白く逆巻く波の所は空気を多く含んだ泡だった状態
そういう部分はライフジャケットの浮力もいつもより相対的に低下してしまう
水中でぐるぐる回されて出てこれないストッパーもあったのかもしれない・・
川遊びが好きな身としては
こういう事故は残念でならない
ちょうど自分たちも遊んでいた時間帯だしね・・・

by kitanomizube | 2010-08-23 06:03 | スポーツ
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