北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
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今朝の夜明け

今朝の夜明けは、赤い太陽から・・・
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黄砂でも来てるのかな・・・

出勤途中の濃い川霧・・
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これのせいだったのかな・・・

by kitanomizube | 2011-03-31 23:15 | 自然 | Trackback | Comments(0)
 
今朝の月

もうすぐ夜が明ける
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夕べの正座はオリオンが夜半にはすでに半分地平線に沈みかけていた
春を感じさせる・・
人間の世が、どんなに物騒でばたついていたとしても
自然は何事もなかったように平然としている
たとえ自らの胎内に、放射性物質が拡散しようと
傲慢な生物が自然破壊を繰り返そうと
数十億年の寿命の中では、ほんの一瞬の出来事で
傲慢な生物が滅んだとしても、また数億年の歳月の後、新たな生物が進化を繰り返しているのだろう
そしてまた、何事もなかったように日が昇り、日が沈み・・
明けの空に細い月が見えたりもするのだろう・・

でも今は、例え刹那の時の中にいるとしても
世界中の人々に、等しく平和で安心できる朝が訪れることを祈らずにいられない

by kitanomizube | 2011-03-30 05:10 | 自然 | Trackback | Comments(0)
 
もう政府では駄目では・・

海外が、日本政府を信用しなくなっている
ECO JAPAN(日経BP)の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
あわてふためく在京大使館
 事故の深刻度は7段階評価で、最高のチェルノブイリ原発事故のレベル7に次ぐ、史上2番目のレベル6の事例になることがほぼ確実になってきた。
 外部への放出線量では、いまのところチェルノブイリ原発の方が圧倒的に多いが、4基の原発が同時に制御不能の事故に陥ったという意味では、最悪と評価されても仕方がない。事故の代償はあまりに大きい。
 福島第1原発は世界に大きな影響を与えはじめている。
 在日米軍関係では、米政府が発表した家族向け「自主避難」計画に約9000人が申し込み、政府チャーター機で帰国した。チェルノブイリ原発事故を経験したロシアは「最悪の事態を想定して」、大使館や総領事館の館員の家族の引き揚げを命じた。ロシアは極東の約400カ所に放射線量計を設置し、非常事態省が飛行機で上空観測を行うなど監視態勢を強化している。
 フランスは、在日フランス人の日本脱出のためにエールフランスの臨時便を出した。災害支援の援助隊や支援物資を運んだ航空機の帰り便で、子どもなど約280人を優先的に帰国させた。東京近郊にいるフランス人は5000人から2000人に減った。
 イギリス外務省は東京と東京以北に住む自国民に退避を勧告し、仙台から東京まで無料バスを走らせた。ドイツ大使館はウェブサイトを通して被災地と首都圏在住者に対して国外退避を呼びかけた。ケニアは大使館を一時閉鎖し、大使館員やその家族らを日本から脱出させた。外務省によると、27カ国が都内にある大使館を一時閉鎖した。
〜〜〜ここまで〜〜〜

海外での報道はどうか
同上の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
欧米メディアが報じる日本の危機
 欧米の主要紙やTVニュースをネットで検索すると、日本国内とはまったく異なるニュースが流れている。違いの大きさは、日本での報道管制を疑いたくなるほどである。世界の主要メディアの多くは、日本周辺国の特派員も大量に動員して克明な取材にあたっている。
 米CNNテレビは、福島原発が世界最大の原発だと前置きして、「メルトダウン(炉心溶融)のカウントダウンが進行」を繰り返し報じた。さらに「SFのようだ。海水を注入して冷却するという最後の手段に打ってでた」と解説する専門家の映像を流した。
 英BBCは「高水準の原子力技術を誇る日本がはじめて直面した核の緊急事態で数万人が避難している」と第一報を伝えた。加えて、「放射能がどのくらいどちらの方向に広がっているのかまるでわからない。日本政府は国民を納得させるには至っていない」と報じた。
 米ニューヨーク・タイムズ紙は連日大特集を組んだ。そのなかで「1960年代に開発され、当初からぜい弱性が問題になっていたこの旧型原子炉を、政府の原子力安全・保安院はさらに今後10年間の運転継続を認めていた」と指摘した。そして「この運転継続と機器検査のずさんさは、東電と関係当局の不健全な関係によるものだ」とまで決めつけた。
 米ワシントン・ポスト紙は「『唯一の被爆国』として世界に核廃絶を訴えてきた日本が、狭い国土に55もの原発を林立させた核大国になっていた」という異常さを指摘した。「自分たちが落とされた原爆の何千、何万発分にも相当する核物質を原子炉に保有しているのに危機管理ができていなかった」「原発の周囲に平気で住民を住まわせている」などと報じた。政府が情報を隠蔽しつづけてきた結果だとしている。
 海外で深刻な事態が報道されているときに、日本の関係者は欧米の反応があまりにヒステリックだと不快感を示していた。国内では、意図的に事態を過小評価しているとしか思えないような発言が相次ぎ、希望的観測ばかりが流れてきた。その陰で官邸、原子力安全・保安院、東電の間で混乱がつづいていた。事態がここに至り、日本政府の危機管理のお粗末さを内外に印象づけることになった。
〜〜〜ここまで〜〜〜

つまり、日本国民も海外も、日本政府の発表に信用がおけないと感じていると言うことだ
だからIAEAを初めとする第三者で構成する原発事故対策委員会を設置して、情報はそこが逐一発表する体制でないと、誰も納得しないだろう。これではまるで「大本営発表」だからだ。

どう考えても路内を循環する一次系の冷却水の10万倍の濃度の汚染水がトレンチにある・・外界に漏れ放題という状況で、ただちに健康に被害はない・・という発表ができる神経がわからない。
危機意識に乏しいと言われても仕方がない。

事態はどんどん進行し、最悪の事態に迫っているとしか思えない
何ができて何ができないのか
現状で、どこにどれだけ放射性物質が拡散しているのか
避難民は一時的にでも何でもものを撮りに行くぐらいの余裕があるのか無いのか
知りたい情報は、こういうことではないのか?

首都に大空襲があっても尚、本土決戦を唱えていた状況と同じではないのか?
取り返しがつかない事態にならないうちに、避難指示を拡大しないと、自主避難地区で仕事をしていたため大量被曝・・と言う事態になりかねないのではないのか?
いったい誰が責任を取るというのだろう?

とりあえず、現状では誰も責任を取る姿勢を見せてはいない

上に紹介したECO JAPANの記事には、阪神大震災の時の高速道路の話しも載っていた
前年のカリフォルニアの震災で高速道路がバタバタ倒れているのを見て、日本の技術者は日本ではあり得ないと言った
しかし、阪神大震災の時にも、高速はあちこちで倒れた。あの時も「想定外」を繰り返しただけで、だれも責任を取っていない

こう報道する背景には、今回も「想定外」だったから「仕方がない」で、終わらせようとする姿勢が透けているからだろう
震災の影響は、日本国内に限定的で、海外への影響は少なかっただろうが
今回は原発事故である
チェルノブイリを引き合いに出すまでもなく、すでに世界中を恐怖に陥れ、現実として放射性物質の拡散は始まっているだろう
海水の汚染も深刻だ

まずは正確で早い情報の公開と、信用できる機関が政府から権限を取り上げる必要があるだろう

by kitanomizube | 2011-03-29 23:32 | 環境 | Trackback | Comments(2)
 
公表まで丸一日以上・・

原発敷地内にプルトニウム
北海道新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
福島原発、敷地内にプルトニウム 核燃料から放出の可能性
(03/28 18:02)
 東日本大震災による福島第1原発事故で東京電力は28日、原発敷地内の土壌5カ所からプルトニウムを検出したと発表した。今回の事故で核燃料から放出された可能性があるとしている。濃度は過去に行われた核実験の際に、日本で検出されたのと同レベル。「通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題になるものではない」としている。今後、敷地内と周辺の環境モニタリングを強化する。
 一方、1〜3号機の建屋地下から海側に延びるトンネルと、地上につながる立て坑に水がたまり、2号機外の立て坑では毎時千ミリシーベルト以上の高い放射線量が検出されたことが分かった。
 この線量では、15分で今回の作業員の被ばく線量の上限である250ミリシーベルトを超える。30分いるとリンパ球が減少、4時間程度で半数の人が30日以内に死亡するとされる。
 2号機は原子炉損傷の可能性が指摘され、タービン建屋地下には高濃度の放射性物質を含む水がたまっている。東電はこの水がトンネルなどに流れ込み、海にも流出した恐れもあるとしている。
 原子力安全委員会の班目春樹委員長は2号機について「大量に水が漏れているとは考えていないが、原子炉圧力容器が破損した可能性と、その周囲から漏れている可能性のどちらもあり得る」と述べた。
 東電によると、水が確認されたのは27日午後3時半〜4時ごろ。公表まで丸1日以上かかり、安全委員会が連絡を受けたのも28日夕と、通報や情報公開が遅れた。
 トンネルや立て坑は、被ばくの恐れがある区域を隔離した「放射線管理区域」の外側にある。トンネル内には冷却用の海水を引き込む配管などが通っている。
 立て坑は1〜3号機で深さ約16〜26メートル。いずれも上端近くまで水がたまり、放射線量は1号機では毎時0・4ミリシーベルト。3号機は、がれきがあり測定できなかった。立て坑から水があふれたかは不明で、海までは約55〜70メートル離れている。
 水の線量が最も高かった2号機外の立て坑内は、空気中も同100〜300ミリシーベルトの高い線量だった。
 2号機タービン建屋地下のたまり水との関連について、東電は「同じものであることは否定できない。できるだけ早く(水の)処置をしたい」としている。一方、経済産業省原子力安全・保安院は、引き続き注水による炉心冷却を優先する考えを示した。
 圧力容器の破損については東電が28日未明、可能性に初めて言及。保安院は否定的な見方だが「あらゆる可能性を念頭に置く」としている。
 各号機の冷却機能回復に向けた作業は28日も続いた。東電はタービン建屋地下にたまった水を排出するため、高濃度の放射性物質を含む水をポンプで復水器に回収する作業を1号機で続けたが、2、3号機は復水器が満水の状態。復水器内の水を別のタンクに移すことを予定している。
〜〜〜ここまで〜〜〜

プルトニウムは毒性が強いことが知られている
これが燃料から漏れているというのは、MOX燃料だからだ(3号機がプルサーマル)
泊も3号機はプルサーマルを予定している
危険はないと言ってきたが、こういうことだ

立て坑の水は毎時1000ミリシーベルト以上
15分で今回の作業員の被ばく線量の上限である250ミリシーベルトを超える。30分いるとリンパ球が減少、4時間程度で半数の人が30日以内に死亡・・・
これは衝撃的なニュースだ

そして、この事実の公表が、確認されてから丸一日以上かかっているという
問題は、こういう東電と、原子力行政の体質にある
こんな危険なことになると言う事実を隠し、安全神話を信じさせてきたのだから
前政権与党の60年間のつけだろう

by kitanomizube | 2011-03-28 23:44 | 環境 | Trackback | Comments(0)
 
決断は早く

海水から基準濃度の1250倍
朝日新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
海水から基準濃度の1250倍放射性物質 福島第一原発
2011年3月26日12時33分
 東京電力は26日、福島第一原子力発電所近くで25日朝に採取した海水から、最大で安全基準の1250.8倍にあたる濃度の放射性物質が検出された、と発表した。
 東電によると、25日午前8時半に第一原発の放水口から約330メートル南側の海岸沿いで0.5リットルの海水を採取して調べたところ、ヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の1250.8倍、検出された。21日午後2時半のときの10倍に跳ね上がった。これまで1日1回だった測定を2回に増やして監視を強化する。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、仮にこの濃度の水を500ミリリットル飲むと、一般人の年間限度にあたる1ミリシーベルト程度を被曝(ひばく)するが、ヨウ素131は放射線量が半分になる半減期が8日と短い。30キロ離れた場所での数値に変化は確認されていないという。
 このほか、セシウム134が基準の117.3倍、セシウム137が79.6倍、検出された。
〜〜〜ここまで〜〜〜

土壌は一部でチェルノブイリ以上と報じられている
J-castnewsの記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
「土壌汚染、一部でチェルノブイリと同レベル」
これに対し、京大原子炉実験所の小出裕章助教は、実際はもっと深刻な可能性があると指摘する。
「3万~11万テラベクレルというのは、とても放出量が多いと思います。もしそうなら、むしろ『レベル7』と言った方がいいのではないでしょうか。とてもレベル5であるはずがありませんね」
米シンクタンク「科学国際安全保障研究所(ISIS)」も、すでに2011年3月15日の時点でレベル7の可能性があるとしている。
福島原発事故では、土壌の汚染も、局地的にチェルノブイリと同じレベルの場所があるとの見方を朝日新聞が紹介している。
記事によると、福島県飯舘村では、1平方メートル換算で326万ベクレルのセシウム137が検出された。チェルノブイリでは、55万ベクレル以上は強制移住となったというが、その6倍の濃度だ。別の計算では、飯舘村は1200万ベクレル、20倍との極端な値さえあるという。もしそうなら住民の避難が必要で、場合によっては土壌の入れ替えもしなければならないとしている。
経産省の広報班によると、原子炉等規制法で、セシウムなどのα線を放出しない放射性物質の場合は、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えれば、国が放射線管理区域に指定しなければならないことになっている。
前出の小出助教は、「報道がもし事実なら、無人地帯の放射線管理区域にしないといけないでしょう。『原発安定まで最低1か月は必要』と記事にありましたが、事態はもっと悪くなるかもしれません。しかし、こちらも情報が乏しくて判断できずに困っているのですよ」
〜〜〜ここまで〜〜〜

どちらも深刻な事態だが、特に土壌はチェルノブイリ原発事故の時に55万ベクレル/㎡以上の時は強制移住だったという。
福島県飯館村では326万ベクレル/㎡だというから、6倍の濃度。別の計算では20倍という試算もあるというのでは移住しかないのではないか。

残念ながら、町が流されてしまった町や村、そして汚染されてしまった町や村が協力して、新しい街作りを始める必要があるのではないだろうか?

とりあえず、早急に避難勧告を出さないと、住民の生命が危険にさらされている!

by kitanomizube | 2011-03-27 05:48 | 環境 | Trackback | Comments(0)
 
罪って、何の?

この人は、いつまでこんなこというのだろう・・・
呆れる
読売新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
国民全体の罪だ…石原知事「天罰」発言
 東京都の石原慎太郎知事は25日、福島市の福島県自治会館に佐藤雄平知事を訪ね、「東京はできるだけのことをやるから、おっしゃってください」と最大限の支援を約束した。
 会談後、石原知事は「東京で使う電力はほとんど福島からもらっていた。東京の生活は福島のおかげだ」と福島県に敬意を表した。その上で、「水力、火力では限界もある。原発を欠いては日本経済は成り立たない」と強調し、「依然として原発推進論者だ」と持論を展開した。
 一方、農作物の風評被害については、「もうちょっと落ち着くべきだ。放射能の被害のない農産物(に関する情報)を政府は伝えろと要請するつもりだ」と述べ、パニックを避ける努力をすべきだとの認識を示した。
 また、東日本巨大地震に関連し、「天罰」と発言したことについては、「片言隻句をとらえて批判するのは報道として卑劣だ」としながらも、「福島県民に罪はない。国民全体の罪だ」と釈明した。
(2011年3月26日09時44分 読売新聞)
〜〜〜ここまで〜〜〜

天罰は、国民全体に罪があるからだとさ
なんの罪?
被災地でボランティアしている人に何の罪?
休み無く低賃金で働かされてボロボロにされている若者に何の罪?
原発で、今も必死で作業している人に何の罪?

いい加減にしてほしい
米国の要求に乗り、劇場政治でこの国に格差をもたらした
あの首相や、その時の経済財政担当大臣には罪はないのか?
過労死は労働者の自己責任と言い、派遣会社でピンハネで儲けた、あの女社長には罪はないのか?
自社の社員の首を切り、自分は8億以上の年収を奪っている、あのCEOには罪はないのか?

原発を推進した結果が、この事故だ
あんたは推進派だというのなら、この事故の罰を受けなくて良いのか?
推進してきたもの全員で現場で作業したらどうなのか?
そんな覚悟もないくせに、言葉で遊ばないでほしい

あんたのいう我欲とは、あんたを含めた富裕層にこそ向けられるべき言葉ではないのか?
ふざけるのもいい加減にしてほしい

by kitanomizube | 2011-03-26 11:22 | 社会 | Trackback | Comments(0)
 
こういう情報を迅速に・・

福島の原発事故が、スリーマイル島の事故を越えたことが、原子力安全委員会により明らかにされた
朝日新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に
2011年3月25日3時0分
 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万〜11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。
 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千〜数万テラベクレル)に相当する。
 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1〜3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。
 土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。
 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。
 チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。
 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。
 健康への影響はどうか。チェルノブイリ原発事故では、強制移住の地域では平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人では白血病などの発症率は増えていない。
 甲状腺がんは増えたが、事故当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被曝(ひばく)したためとみられている。飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。
 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。
〜〜〜ここまで〜〜〜

想像していたこととは言え、正式に発表されると心も重くなる・・

現段階では、一刻も早く放射性物質の漏洩を止めてほしい
その上で、東日本は、新しい地域作りをしなければならないのではないだろうか

津波や震災で町が無く名手しまった地方
原発で住み続けることが困難な地方が協力して、全く新しい街作り、地域作りをしなければならないのではないか
また、その方が展望が開けるのではないだろうか
そして、そこに国が予算を付け、中心的役割を果たさなければならないのではないのか?

長年住み慣れた土地を離れなければならないひとも大勢出るだろうが
現実問題として、住み続けられない町が多い
三陸は高台へ、福島からは他県へ・・・・簡単に言えることではないが
あの田老の防潮堤が破壊されたのを見ると、人間の力で自然をねじ伏せる・・・という考えから脱却しなければならない時期に来ているように感じる
原発も、これでやっとお金のフィルターなしで推進か反対かを議論できる状況ができたのではないのか

今回の事故は、様々なことを明らかにしてくれた
被曝された方や、その危険にさらされている方々には言うべき言葉も見つからないが・・

使用済み核燃料が、あれほど危険なものだと言うことを、ほとんどの人は知らなかったのではないか?
そういう私も、30年前は原発は安全で夢のエネルギーなんだと信じていた
しかし、使用済みの廃棄物を半永久的に管理しなければならない
これも、数年、数十年レベルと考えている人が多いのではないか?
しかし残念なことにプルトニウムに至っては半減期が2万4千年である・・半減期・・半分にしかならない

どこかに格納すればOKではないのだということも、図らずも明らかになった
冷却し続けなければならないのだから・・

その金は、いったいいくらかかるのか?
誰が負担するのか?
管理に問題が生じることはないのか?
つまり、今回のように冷却機能が停止するという・・
半永久的に管理できる入れ物などあるのか?

チェルノブイリのコンクリートも、再び崩壊の危機が迫っていると言われる

やはり原子力はパンドラの箱だったのではないか?
なんて今更言っても遅い
すでにあるものだけでも、半永久的に管理する必要があるのだから
そのことを人類は再確認したし
日本国民も、やっと理解したというところか・・・・

by kitanomizube | 2011-03-26 11:12 | 環境 | Trackback | Comments(0)
 
まとめておこう

放射線って何?
放射能って何・・と、質問も良くされるので、まとめておこう

放射能は放射線を出す能力の事で、一般的に使われる「放射能が漏れた」は「放射性物質が漏れた」と読み替えても良いのだろう
放射性物質は、放射線を出す物質

ということで、問題は放射線
放射線には様々あるが
wikiが詳しい

〜〜〜ここから〜〜〜
放射線は、以下のように分類される。
* 粒子線(高速粒子線)
o アルファ線(α線)
o ベータ線(β線)
o 陽子線
o 重荷電粒子線
o 電子線(原子核崩壊によらず加速器で電子を加速するものを指す)
o 中性子線
o 宇宙線
* 電磁放射線
o ガンマ線(γ線)
o エックス線(X線)
また、粒子線のうち特に電荷を持つものを荷電粒子線と呼ぶことがある。
〜〜〜ここまで〜〜〜

で、放射性物質が主として出すのが、アルファ線、ベータ線、ガンマ線

アルファ線は、ヘリウムの原子核・・紙一枚で防げる、最も透過力の弱いもの
だから外部被曝の時はあまり問題にならないが、吸い込んでしまっての内部被曝では大きな影響がある

ベータ線は電子
数ミリの厚さのアルミの板で防げる

ガンマ線は電磁波
こちらは透過力が強い
コンクリートなら50cm、鉛でも10cmの厚さが必要

中性子線は、最も透過力が強く、水やコンクリート壁の中の水素原子で、やっと遮断できるという
だから中性子爆弾という中性子を大量に放出する核兵器の開発が行われた
隠れていても透過してきた中性子で生物は壊滅。
それなのに建造物等はそのまま残り、しかも残留放射能が少ないというのが理由

今回は3号機がMOX燃料なので、燃料中にプルトニウムが含まれる
このプルトニウムが中性子線を出すので、放射線測定で中性子線が観測された場合、3号機由来と推測できるという

被曝された方達は、3号機のタービン建屋じゃなかったっけ?

by kitanomizube | 2011-03-25 23:30 | 環境 | Trackback | Comments(0)
 
とうとう・・

福島で作業員被曝・・火傷って、かなりまずいのでは?
朝日新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
福島原発3号機で作業員3人被曝 2人が病院へ搬送
2011年3月24日21時51分
 電源の復旧作業が続けられている東京電力の福島第一原子力発電所3号機で24日、ケーブルの敷設をしていた男性作業員3人が被曝(ひばく)した。東電によると、水に浸っていた2人の足のひざより下に局所的な放射線障害の可能性があるとして、2人を福島市内の病院に運んだ。今回の被災事故で、局所被曝の疑いで本格治療を受けるのは初めて。この影響で3号機の一部や付近での作業が中断、復旧に向けた作業は難航している。
 3人は20〜30代の東電の協力会社の作業員。3号機で冷却装置の復旧に向けた作業中で、午前10時ごろから浸水したタービン建屋地下1階でケーブル敷設をしていた。
 上半身につけた個人線量計の値は173〜180ミリシーベルト(作業員の被曝線量の上限は250ミリシーベルト)だったが、3人のうち2人は水深15センチのところで、くるぶしまで浸っていたという。作業用の靴の上部から水が入ったらしい。水面での線量は毎時400ミリシーベルトに達しており、診断した医師は局所的な放射線障害である「ベータ線熱傷」の可能性があるとみて、福島県立医大病院(福島市)に搬送、入院した。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、2人は千葉市の放射線医学総合研究所で治療を受けることになるという。
 作業現場は、前日の空間線量は毎時数ミリシーベルトだったが、この日は毎時約200ミリシーベルトになっていた。
〜〜〜ここまで〜〜〜

ベータ線熱傷と言う項目はwikiには見つけられなかったが、放射線障害の一つ
皮膚の障害の一つ、水疱形成・潰瘍の一種なのだろう

wikiによると
〜〜〜ここから〜〜〜
皮膚は上皮基底細胞の感受性が高く、3Gy以上で脱毛や一時的紅斑、7-8Gyで水泡形成、10Gy以上で潰瘍がみられる。
〜〜〜ここまで〜〜〜

ここで単位がシーベルトからグレイに変わる(×_×;)
こういう単位の変化は誰かが解説してくれないと一般人はわからないよね・・

で、wikiの
シーベルトとグレイを見ると

〜〜〜ここから〜〜〜
物質が放射線に照射されたとき、物質の吸収線量を示す単位がグレイ(記号Gy。定義J/kg)である。生体(人体)が放射線を受けた場合の影響は、受けた放射線の種類(アルファ線、ガンマ線など)によって異なるので、吸収線量値(グレイ)に放射線の種類ごとに定められた放射線荷重係数を乗じて線量当量(シーベルト)を算出する。
* Sv=放射線荷重係数×Gy
放射線荷重係数WRは、放射線種によって値が異なり、X線・ガンマ線・ベータ線ではWR=1、陽子線ではWR=5、アルファ線ではWR=20、中性子線ではエネルギーによりWR=5 - 20の値をとる。
〜〜〜ここまで〜〜〜

ということなので、この場合ベータ線と言っているのでかける係数は1
だからグレイ=シーベルトということになる・・・んだよね?

で、水疱または潰瘍・・ということは7-8Gyで水疱・・なので
7〜8シーベルト以上の放射線を浴びた・・・ということになるのではないのかな?
ということは、短時間に全身に浴びた場合の100%致死線量=7シーベルトを
局所に浴びたということか・・・
大丈夫なの??

by kitanomizube | 2011-03-24 23:29 | 環境 | Trackback(1) | Comments(0)
 
こういう態度が不信感を招く

巨額の開発費を投じて開発され使われている放射性物質の拡散予測情報が公開されていない
読売新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
放射性物質の拡散予測公表せず、批判の声
 福島第一原発の事故で、文部科学省が行った放射性物質の拡散予測の結果が公表されていないことに、専門家から批判が上がっている。
 今回のような事故を想定して開発されたシステムだが、「生データを公表すれば誤解を招く」として明らかにされていない。
 このシステムは「SPEEDI(スピーディ)」と呼ばれ、炉心溶融に至った1979年の米スリーマイル島の原発事故を踏まえ、開発が始まった。現在も改良が進められ、2010年度予算には7億8000万円が計上された。
 コンピューターで原発周辺の地形を再現し、事故時の気象条件なども考慮して、精密に放射性物質の拡散を予測する。今回の事故でも、原発内の放射性物質が広範囲に放出された場合を計算。政府が避難指示の範囲を半径20キロ・メートルに決める時の判断材料の一つとなった。
 住田健二・大阪大学名誉教授は「拡散予測の結果を含め、専門家が広く議論し、国民が納得できる対策をとれるよう、情報を公開すべきだ」と批判する。
(2011年3月23日01時52分 読売新聞)
〜〜〜ここまで〜〜〜

何故、公開しないのか
前政権なら企業献金がらみで癒着もあり、当然出し渋りもありそうだが・・
結局、現政権も同じと言うことか・・・・
しかし、現状は様々な機関や、技術を持つ人たちが独自に調査し、情報を公開している
ここはすごい!
だからいずれわかることなのだ

公開したくないのは企業か・・
政府がそれに追随するときは癒着があるとき
無ければ監督官庁として、第三者の目で見て国民のために公開すべきと考えるのが普通だろう
IAEAが独自に調査するのも、政府の公表する情報が少なすぎるからではないのか?

保安員の検査官が原発から退避していて批判を浴びているらしいし・・
読売新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
安全性に問題…保安院検査官、原発から一時撤退
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に絡み、経済産業省原子力安全・保安院の検査官が事故発生後に約1週間、同原発を離れていたことが分かった。
 西山英彦審議官は22日の記者会見で、一時撤退した理由について「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」と述べた。
 検査官は各地の原発に赴いて、原発の運営を監督している。保安院によると、今回の事故では検査官7人が同原発で業務に当たっていたが、15日に現地本部が福島県庁に移った際、ともに県庁へ移動。22日に、検査官2人が同原発内の施設に戻った。
 西山審議官は、「食料をどう運ぶかという問題もある。組織的な後方支援体制が取れなかった」と説明。「最前線で実態を見ずに東電側にアドバイスできるのか」と問われると、「そこは選択の問題。色んな困難を考えて当時は出たが、再配置した」と答えた。
(2011年3月23日01時34分 読売新聞)
〜〜〜ここまで〜〜〜

もちろん、検査官やその他の人々の安全も守らなければならないだろう
それは派遣されている警察官や消防隊員、自衛官等皆同じだ
現場が必死で作業しているとき、退避するって・・・
関係機関のやる気が疑われる
所詮国民や世界の人々を守る気概はないと言うことか・・

by kitanomizube | 2011-03-23 05:53 | 環境 | Trackback | Comments(0)


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