北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
2011年 02月 01日 ( 1 )
 
求められているのは・・

首相がダボスで演説したそうだ
時事通信の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
「第3の開国」で経済連携推進=TPP6月結論、国際公約に−菅首相ダボス講演
 【ダボス(スイス)時事】菅直人首相は29日昼(日本時間同日夜)、スイス東部のダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席し、「開国と絆」と題する特別講演を行った。首相は、明治維新と戦後に続く「第3の開国」が「今また求められている」と強調。環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加検討をはじめとして、2国間や地域内の経済連携を積極的に進める決意を表明した。
 首相は講演で、各国が経済連携の取り組みを進める中で「日本は足踏み状態にあった」と振り返り、TPPについて「6月をめどに交渉参加に関する結論を出す」との方針を改めて示した。各国の政財界人や有識者が集まる同会議で首相が明言したことで、「6月に結論」方針は国際公約となった形だ。
 さらに、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結や、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)に向けた交渉開始に意欲を示した。
 一方で、首相は、経済連携強化による「開国」が、格差や社会からの孤立拡大を招くとの懸念も示し、これを解消するため「新しい絆の創造」を提唱。自らの政治理念である「最小不幸社会の実現」に触れた上で、「不幸に陥った人を家族だけでなく、政府やボランティアも協力して社会全体で包み込むことが必要」と訴え、雇用政策の充実などに取り組む考えを強調した。(2011/01/29-21:54)
〜〜〜ここまで〜〜〜

日本は、本当に不幸だと思う
こんな人物しか首相にできないのだろうか?

この人は認識が違うと思う

きっと激しく同意を得られると思って選んだ言葉が「第三の開国」だったのだろう
しかし、求められているのは「開国」なのか?

第一の開国は「日米和親条約」だそうだが、これは米軍の軍事力(黒船)の前に屈しただけである
1853年に来航したペリーに「1年間待ってくれ」とは言ったものの、その後もどうして良いかわからず
朝廷に伺いを立てたり・・
で、とりあえず開国した
次いでアメリカの圧力を背景に「日米修好通商条約」を結んでしまった
世に言う「不平等条約」である
不平等の内容は「治外法権を認めた」ことと「関税自主権がない」ことである
この2点を解決するまでに50年余の月日を必要としたのである

第二の開国は「敗戦」だそうだ
これも無謀な戦争に突き進み、「国体護持」という訳のわからない理由
まあ「天皇制の維持」なのだろうが・・のためにいたずらに降伏を引き延ばし
米軍の圧倒的な軍事力、この時は「原爆」を目の当たりにして
やっと降伏した

どちらの開国も、他からの圧力によってもたらされたものである
共通するのは、その後どうして良いのかわからないままの決断だった・・ということではないか?

第一の開国・幕末の開国は、開国した結果どうなるのか見通しはなかった
そのため国内は混乱し、経済的にどうしようもない状態を作りだした
これは、当時の政府=幕府と、官僚=武士達が、開国後のビジョンがなかったからであろう
260年間も、お役所仕事を続け、「前例通り」で新しいものを封印してくれば自ずとそうなるであろう
まあ、官僚とはそういうものではないか
前例通りは「保身」のために「責任を取らないで済む体制作り」だからだ
そして利権=許認可権を作り私腹を肥やす・・お代官様御菓子・・・だ

第二の開国も同じ
どうしようもなく降伏したが
将来のビジョンはなかった
当たり前か・・・
将来のビジョンを示す唯一のチャンスは「憲法改正」だったが
当時の内閣が示せた憲法案は「大日本帝国憲法」と、何も変わらなかった
つまり前例踏襲である

現在を振り返ってみると
第三の開国も同じだろう
将来のビジョンなど何もなく
米の圧力に屈しているだけである
まるで言いなり
これは政権交代前の政権も同じだった
そこに何があるのだろう?
米国の言うとおりにしなければならないという
これまで明らかになってこなかった、最大の密約でもあるのだろうか??
天皇制の維持と引き替えに、そんなものを押しつけられたのか?
これではまるで「属国」である

TPPで、いったい誰が得をするのだろう?
あらゆるものの輸出国であるアメリカだろう
それよりも金融の自由化が恐ろしいのかもしれない
日本の金融界がアメリカの金融界に敵対的買収をされたときに
何か打つ手はあるのか??
日本の工業系企業集団である経団連は一時的に儲かるかもしれない
しかしそれは、幕末の日本のようにどうしようもなく並に飲み込まれる弱い国も生み出す結果ではないのか?

必要なのは「開国」ではなく「維新」ではないのか?

「前例踏襲」「アメリカの言いなり」の政府ではなく
「新しいことを考え出す若い力」ではないのか?

明治政府は、その方向性がビスマルクの鉄血政治だったのが良かったのかどうかは別として
少なくともその後の国のあり方を思い描き、具体的に実践していった

戦後の日本も、民主的に選ばれた議員達によって、「民主的」な政治と「国のあり方」を考え
具体的に造り上げてきた

今必要なのは
このように具体的にこの国のあり方を提案し、国を挙げて作りだしていくこと
どこかの国の言いなりになるのではなく
金持ち連中の顔色を見て献金をねだるのではなく
誰もが明日の心配をせず暮らせる国を造る事ではないのか??
その国造りに最も必要ないのは軍事力であり
最も必要なのは社会保障ではないのか?

今の政権は
あの教育基本法を改悪した首相と同じような
世間知らずの危うさしか感じない
はやくやめてもらうべきだろう

by kitanomizube | 2011-02-01 06:17 | 政治 | Trackback | Comments(2)


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