北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
津波被害拡大

地球温暖化に伴って、津波の被害が拡大するという予測が立てられた
朝日新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
津波被害、三陸沖1.6倍 温暖化巡り今世紀末予測
2008年03月30日08時38分
 地球温暖化に伴う海面上昇は、地震の津波被害も広げる。今村文彦・東北大教授(津波工学)らのグループが「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」による海面上昇の予測を基に、今世紀末に三陸沖で大地震が起きた場合の津波被害を試算すると、被災の恐れのある海岸線の長さが現在の1.6倍になることも考えられると分かった。今春から対象を全国に広げて研究を進める。
 昨年採択されたIPCCの第4次評価報告書は今世紀末の海面上昇を18〜59センチと予測する。水温上昇で海水が膨張したり、極域の陸上にある氷が解けたりするためだ。
 今村さんらは心配されている連動型宮城県沖地震(マグニチュード8前後)が起きた場合の津波を計算。過去の実例などから、海岸での津波が3メートルを超すと人的被害が出ると仮定して被災状況を予測した。今の水位での津波だと岩手県宮古市—宮城県石巻市間で被害が出る海岸線は全体の32%だが、海面が59センチ上昇すると1.6倍の50%と予測された。現在被害が出る場所ではさらに津波の威力が増すという。
 西日本でも東南海・南海地震に伴う津波の予想死者数が8000人を超すなど、津波への懸念は大きいが、温暖化を加味した議論はまだ本格化していない。今村さんは「温暖化も見据えた長期的な防災を考える必要がある」という。
〜〜〜ここまで〜〜〜

海面が上昇したら、予想できることではあったが、今まで研究は進んでいなかったようだ

三陸海岸と言えば、リアス式海岸
複雑な海岸線の、湾の奧に行くに従って幅が狭くなり、水深も浅くなる。湾の入り口では津波がたいしたことが無くても
奧に行くに従ってその波高が高くなっていくのは想像できる

岩手県の「田老町」には港を取り巻くように防潮堤が築かれている
いざというとき、その水門を閉めて、港はあきらめるが、人家のある側を守ろうというもの

社会科の教科書にも以前は載っていた
10年ぐらい前に見に行ったことも・・・(^_^;)
津波被害拡大_c0046416_13354535.jpg

ちょうどWisdom96さんの、数日前のエントリーに取り上げられていた
Wisdom96さんの津波のページも、詳しい

by kitanomizube | 2008-03-30 13:36 | 自然
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