北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
与党の過半数割れを期待する47%

参院選に向けた日本世論調査会の調査で、与党の議席数は「過半数を割った方が良い」が47%と、「過半数維持」の44%を上回った
北海道新聞の記事から

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参院選世論調査 争点は社会保障75% 与党過半数割れ「期待する」47%(06/10 06:47)
 北海道新聞社加盟の日本世論調査会は七月二十二日に投開票が想定される第二十一回参院選について、今月二、三両日、面接による世論調査を実施、争点(複数回答)として75%が年金・医療など「社会保障」を挙げた。昨年十二月に実施した調査より23ポイント増え、二番目に多い「景気・雇用・格差」の39%を大きく引き離し、社会保険庁の年金記録不備問題などを受け、年金問題が参院選の一大争点となる見通しとなった。「憲法改正」は19%、「政治倫理」は3%だった。
 焦点である、与党の非改選を合わせた議席数については「過半数を割った方がいい」が47%で、「過半数を維持した方がいい」の44%をわずかに上回り、昨年十二月の調査結果とは逆転。過半数割れした場合の与党の対応も「衆院の解散」が31%と最多で、「野党との政策協調」(22%)「政権の枠組み変更」(21%)「首相交代」(19%)ではなく、投票で民意を示したいとする有権者の意向がくみ取れる。
 参院選には「必ず投票に行く」「たぶん行く」が「小泉ブーム」だった二○○一年五月の調査時とほぼ同じ計90%となり、関心の高さをうかがわせた。参院選で投票する政党・候補者では、自民党が37%で昨年十二月調査時より4ポイント下落、民主党は22%で2ポイント減だった。公明党4%、無所属4%、共産党3%、社民党1%と続く。「投票したい政党・候補者はいない」は19%だった。
 特定の政党を支持する人の投票行動についてみると「支持政党と違う政党に投票したことがある」が51%で、有権者が争点や政治状況などによって、支持政党があっても投票先を変える実態が浮かび上がった。「ない」は48%。
 支持する政党のない無党派層に、支持政党を持ったことがあるかを尋ねると39%は「以前は支持する政党があったが今はない」としたが、58%は「持ったことはない」と回答。無党派である理由として「信頼できる政党がない」「政治そのものに期待できない」「政策を支持できる政党がない」が計67%を占め、政治や政党側の魅力不足を指摘した。
 投票に行くか行かないかを決める基準では「投票は権利、義務だから」が51%、「支持する候補者や政党がある」は18%だった。
 【注】小数点一位を四捨五入した。
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記事の中で注目できるのは、参院選で過半数割れを起こした場合、「衆議院を解散」が最多という結果だ。
やはり、前回の総選挙は「郵政民営化」には賛成したけれど、「安倍内閣を支持したわけでも、教育基本法改正を支持したわけでも、年金をうやむやにすることを支持したわけでもない」「好き勝手にやらず、民意を問え!」という意思表示だろう。
しかも、「必ず投票に行く」「多分行く」が計90%と言う関心の高さ
ここは重く受け止めてもらいたい

しかし、同時に問題を感じるのは、『無党派である理由として「信頼できる政党がない」「政治そのものに期待できない」「政策を支持できる政党がない」が計67%』という結果
『「投票は権利、義務だから」が51%、「「支持する候補者や政党がある」は18%』という結果だろう

現政権は支持できないが、代わりがいない・・という日本の悲劇だ

by kitanomizube | 2007-06-10 09:41 | 政治
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