北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
所詮こういう事だ

集団的自衛権行使に関する有識者会議のメンバー、13人中12人が、解釈変更を求めているメンバーだそうだ
北海道新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
13人中12人が見直し論 集団的自衛権の有識者会議(05/05 18:06)
 集団的自衛権行使に関する憲法解釈見直しを検討する政府の有識者会議のメンバー13人のうち12人が、過去に国会に参考人として呼ばれた際の発言や論文などで、政府の違憲解釈を批判したり、解釈変更を求めていたことが5日、共同通信の調べで分かった。
 安倍晋三首相は会議設置を発表した4月25日、人選に関して「高い見識を持った有識者に各界からお集まりいただいた」と記者団に強調したが、初めから“結論ありき”との見方が一層強まった。
 メンバーには首相のブレーンと指摘される人物も多く、行使の一部容認を望む首相の意向に沿った結論を出す可能性が高い。
 座長を務める柳井俊二前駐米大使は、日本周辺海域で米艦船が攻撃を受けた場合を念頭に「自衛隊がこれを助けたら憲法違反だと言われかねない。不合理なことだ」(「世界週報」2004年7月13日号)と現行の政府解釈を批判している。
〜〜〜ここまで〜〜〜

集団的自衛権行使に関して、憲法解釈見直しをするために、寄りに寄ったメンバーだということだろう。
「最初に結論ありき」これにつきる。

日米安全保障条約を背景に、米軍と自衛隊が一体となって戦うために、集団的自衛権を行使できるようにしたい。
これが目的だろう。
しかし、何故今なのか?
冷戦のさなかならいざ知らず、冷戦が終結し、世界は国際協調の時代
その時になって、何故戦争を求めるのか?
冷静に考えてみよう
今、よその国に戦争を仕掛けているのはアメリカだ。
そのアメリカと安全保障条約を結び、更に集団的自衛権を認めると言うことは、
アメリカが戦争を始め、アメリカが攻撃されたときに、一体となって戦争する・・ということだ
それが日本の求める道なのか?
そうまでしてアメリカの属国でいたいのか?

ヨーロッパがEUを中心に、かつての共産圏も懐に入れてまとまっている時代に
アジアもASEANを中心にまとまろうとしている時代に
何故、そのまとまりよりもアメリカを大事にしなければならないのか?
アメリカとの同盟は、戦争への道である
アジアの同盟は、協調への道だろう
本来外交とはそういうものではないのか?
戦争は外交の失敗なのだから・・

見直すべきなのは、憲法や集団的自衛権ではなくて、日米安全保障条約ではないのか?


by kitanomizube | 2007-05-06 00:18 | 国際
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