北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
平和憲法破棄かあ・・・はあああぁぁぁ・・

13日のエントリーで、首相がNATOで演説をしたことに触れたが、この演説は
wisdom96さんのエントリーにあるように、なんと「平和憲法の破棄」というメッセージとして欧米には伝わったようだ。

欧米ではこう見ている。
気付かないのはこの国の国民だけだ・・・ということではないのかな・・・

自分は「感傷的」に「護憲」を主張しているつもりではない。

日本が、日本国憲法の前文に記された精神・・・つまり
「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認」し、「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しよう」と努力することを、そしてそれを「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という決意により実現しようとしていることを、世界に広く訴えることが、そして、そのような国を増やそうと努力することが、日本の使命であり、日本の安全を保証する唯一の手段だと考えているのだ。
そして、このことは、第二次世界大戦で周辺のアジア諸国に、大変な苦しみを与えたこの国にとって、「二度と過ちを繰り返さない」という、アジア諸国への唯一のメッセージに他ならない。

自然環境も、資源も、世界平和も一国の努力ではどうにもならない。
だからこそ、人類が協調して生存への道を探るべき、今、この時に、軍事力を増強し、お互いに銃を突きつけあったままでは先へ進めないのではないのか?

ましてや、もっともらしい理屈をつけて国民を欺き、一部の資本家の利益のために軍事力を増強し、戦争を仕掛けることが、いかに馬鹿げたことであり、他国の民衆ばかりか、自国の国民をも苦しみへと導き、最終的には自分の政治生命も危うくなるのは「対岸の火事」ではない。

日本の国民も、早く対岸の火事に気付き、遅まきながらも現政権にNOを突きつけた、彼の国の国民を見習い、主権者の思いをぶつけるときが来ているのではないのか?

夜明けが茶色に染まる前に、目覚めることを祈る

by kitanomizube | 2007-01-16 05:10 | 平和
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