北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
この状況をつくりだしたのは誰か?

(社説)安倍政権の激走 「いま」と「わたし」の大冒険だそうだ
朝日新聞の記事から

~~~~~~ここから~~~~~~~
 走る、曲がる、止まる。
 これは自動車の基本性能だが、政治におきかえてみても、この三つのバランスは重要だ。
 「この国会に求められていることは、単なる批判の応酬ではありません。行動です」
 先の施政方針演説で、野党席の方を指しながらこう力を込めた安倍首相。確かに、政権の激走ぶりには目を見張るものがあり、ついエンジンの馬力やハンドルの傾きにばかり気をとられてしまうが、最も注視すべきは、ブレーキだろう。
 ■ここでないどこかへ
 権力を縛る憲法。歴史の教訓。権力を持つものの自省と自制。メディアや野党による権力の批判的検証――。敗戦から70年の間、これらは日本政治のブレーキとして機能してきた。
 しかし安倍政権やそれを支える自民党の一部は、ブレーキがあるからこの国の走りが悪くなっていると思い込んでいるようだ。「行動を起こせば批判にさらされる。過去も『日本が戦争に巻き込まれる』といった、ただ不安をあおろうとする無責任な言説が繰り返されてきた。批判が荒唐無稽であったことは、この70年の歴史が証明している」。防衛大学校の卒業式で、首相はこう訓示した。国会では自衛隊を「我が軍」と呼んだ。
 「戦後レジームからの脱却」「日本を取り戻す」とは、ブレーキなんか邪魔だ、エンジン全開でぶっ飛ばすぜという冒険主義のことなのだろうか。
 「いま」がすべて。どこに向かっているのか、なぜそんなに急ぐのか、危ないではないかと問うても、いまこの走りを見てくれ、こんなにアクセルを踏み込める政権はかつてなかっただろうと答えが返ってくる。とにかく前へ、ここではないどこかへと、いま必死に走っている最中なんだ、邪魔をするのかと、あらゆる批判をはねのける。
 奇妙な論法が横行している。
 ■権力者のクラクション
 「八紘一宇(はっこういちう)」。もともとは世界を一つの家とする、という意味だが、太平洋戦争中は日本の侵略を正当化する標語として使われた。自民党の三原じゅん子女性局長は先日の国会で、そのような歴史的文脈を捨象し「日本が建国以来、大切にしてきた価値観」と紹介した。
 「わたし」を中心にものごとを都合よく把握し、他者の存在をまったく考慮に入れない。狭隘(きょうあい)かつ粗雑な世界観が、あちこちから漏れ出している。
 首相は昨年、民放ニュース番組に出演し、テレビ局が「街の声」を「選んでいる」「おかしい」などと発言した。先日の国会で、報道への介入と言われても仕方ないと批判されると「言論の自由だ」と突っぱねた。
 権力が抑圧してはならない個人の権利である「言論の自由」を権力者が振りかざすという倒錯。首相はさらに「私に議論を挑むと論破されるのを恐れたのかもしれない」「それくらいで萎縮してしまう人たちなのか。極めて情けない」とも述べた。
 ひょっとして首相は、最高権力者であるという自覚を根っこのところで欠いているのではないか。巨大な車にクラクションを鳴らされたら、周囲が一瞬ひるんでしまうのは仕方ないだろう。だからこそ権力は国民をひるませないよう、抑制的に行使されねばならない。首相たるもの「いま」「わたし」の衝動に流されるべきではない。
 情けないのは抑制や自制という権力の作法を身につけず、けたたましいクラクションを鳴らして走り回る首相の方である。
 ■不安社会とブレーキ
 そうは言っても、安倍政権が激走を続けられるのは、社会の空気が、なんとなくそれを支えているからだろう。
 長引く不況。中国の台頭。格差社会の深刻化。さらに東日本大震災、過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件などを経て、焦燥感や危機意識、何が不安なのかわからない不安がじわじわと根を張ってきた。
 国ぐるみ一丸となって立ち向かわなければやられてしまう。国家が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、政府の足を引っ張ってはいけない――。そんな気分が広がり、熟議よりもトップダウン、個人の権利や自由よりも国家や集団の都合が優先される社会を、知らずしらず招き寄せてはいないだろうか。
 無理が通れば道理が引っ込む。「反日」「売国奴」。一丸になじまぬものを排撃する一方で、首相に対する批判はメディアのヘイトスピーチだという極めて稚拙な言説が飛び出す。
 昨今「メディアの萎縮」と呼ばれる事態も、強権的な安倍政権にたじろいでいるという単純なものではなく、道理が引っ込み、液状化した社会に足を取られているというのが、情けなくはあるが、率直な実感だ。
 ブレーキのない車のクラクションが鳴り響く社会。メディアが耳をふさいでやり過ごしてはならない。そしていま、この社会に生きる一人ひとりにも、できることはあるはずだ。
~~~~~~ここまで~~~~~~~

なるほど・・と、言いそうになるが、気になる部分がある。
「 そうは言っても、安倍政権が激走を続けられるのは、社会の空気が、なんとなくそれを支えているからだろう。
 長引く不況。中国の台頭。格差社会の深刻化。さらに東日本大震災、過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件などを経て、焦燥感や危機意識、何が不安なのかわからない不安がじわじわと根を張ってきた。」と言う部分だ。

長引く不況。中国の台頭。格差社会の深刻化。さらに東日本大震災、過激派組織「イスラム国」(IS)による人質事件
これらを出現させたのは何なのか?
原因を突き止めずに対策はできないだろう。

長引く不況?
私たちは「失われた20年」と言われる間、ずーっと不況だったと感じているが、実はそうではなかったらしいことが明らかになっている。
リーマン・ショックまでの5年間、日本は実はバブル期を越える好景気だったという。
その間に、企業の役員報酬は2倍に。株主配当は5倍に、内部留保は積み上がった。
しかし、労働者の総賃金は数兆円下がったという。
結局、労働者から搾取して経営者や株主が儲けたということだろう。まるで19世紀だ(>_<)
しかしこれも、K泉政権時代を始めとする労働環境の悪化が原因だろう。
何が労働ビックバンだ(>_<) 労働者の待遇を落として、企業が儲けるようにしただけ(>_<)

中国の台頭?
中国が経済的に力をつけて台頭したのは、安価な労働力を求めて日本を始め欧米諸国が中国に工場を移転し、生産をしたからだろう。
人口が十数億の国だ、労働力はそれでも余るほどだ。
中国共産党は、自身の保身のために国民を豊かにせざるを得ない。
そうしなければ、批判は政府に向うからだ。
中国の経済的台頭は軍事的台頭にもつながる。
欧米の覇権主義に対向するためには、軍事力も必要だからだ。
つまりは、中国の台頭は、欧米諸国が招いた結果だ。

格差社会の深刻化?
上に書いたようにJ民党政権の政策の賜物だろう(>_<)
特に若者の使い捨ては酷すぎる。
これからの日本を背負う若者を使い捨てして、この国の未来はあるのか?

東日本大震災?
さすがに天災はどうしようもない(>_<)
しかし、東日本大震災に伴う原発事故は、J民党政権が推し進めた原発政策と、安全対策の不備が招いたものだ。
津波の想定もあったにも関わらず、無視して進めた。
それ以前に、あの巨大地震で配管断裂が起きていたのだろうけどね(>_<)

「イスラム国」人質事件?
そもそもが、宗主国による嘘で始めた戦争で、イラクのフセイン政権が崩壊したことに端を発する。
先の大戦以前から、中東は欧米諸国に植民地支配され蹂躙されてきた。
そこに更に、無理やりイスラエルを建国。
自ら紛争の種をまき散らしてきた。
そして、盲目的に追随するのがこの国だ。
あろうことか人質事件が起きているにもかかわらず、イスラエルと仲良くイスラム国批判だ(>_<)
コレが遠因の一つではないと言えるのか?

焦燥感や危機意識・・何が不安なのかわからない?
朝日新聞の社説でさえこのありさまだ(>_<)
アベノリスク・・アベガリスク?
不安の原因など、これしかないだろう(>_<)
このまま黙っていたら、何の大義があるかもわからない他国の戦争に、
この国の若者が出征させられ、多くの戦死者が出るかもしれない。
コレ以上の不安があるだろうか?
憲法などあるのかどうかもわからない政権の暴走ぶり。
コレ以上の不安原因はあるのか?
辺野古で繰り広げられる暴虐の数々。
天安門事件となにか変わるところがあるのか?
あの時中国政府は軍隊で押しつぶした。
この国の政権が軍隊作りに熱心なのは、実は国民を押しつぶすためではないのか?
何度聞いても、この国が自衛の枠を超えてまで防衛力を増強しなければならない理由が見えない。
秘密保護法を始め、国民の権利を抑圧することばかりが目白押しだ。
コレ以上の不安要因はあるのか?

by kitanomizube | 2015-03-30 07:14 | 政治 | Trackback | Comments(0)
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