北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
あり得るな(>_<)

イスラム国拘束にかんしての欧米メディアの見方が報道されている
毎日新聞の記事から

~~~~~~ここから~~~~~~~
イスラム国拘束:安倍首相に伴うリスク 欧米メディア見方
毎日新聞 2015年01月23日 19時04分(最終更新 01月24日 00時08分)

 【ブリュッセル斎藤義彦】イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが人質2人の殺害を予告し、身代金を要求した事件について、欧米メディアは、安倍晋三首相が世界で存在感を高めようとする際に避けられないリスクだとの見方を示している。

 英ガーディアン紙(電子版)は20日、事件が世界の舞台で存在感を高めようとする安倍首相の試みに必然的に伴うリスクを「劇的に示した」と分析した。

 中国や北朝鮮の脅威に対抗するため、米国とより緊密な関係が必要と判断した首相が憲法解釈を変え、自衛隊が国際的により積極的な役割を果たせるように動いていると指摘。国際的存在感を高めようとする動きが、中東などで米英の外交に近づこうとしているとみなされたと記した。

 米インターナショナル・ニューヨークタイムズ紙は21日付の1面で、人質殺害を予告したインターネット上のビデオが「世界で新しい役割に突き進む日本を試している」との見出しで事件を報道。

 平和主義の根強い日本国民が、世界の安全保障でより積極的な役割を果たそうとする安倍首相に反対するようになり、首相を悩ませる可能性もあるとの見方を紹介した。

 21日付の南ドイツ新聞は、今回の中東歴訪が「(テロリストを)挑発した面もある」との識者の見方を紹介。首相が事件を政治的に利用し、憲法の平和条項をさらに空洞化させようとする可能性もあると報じた。
~~~~~~ここまで~~~~~~~

こういう事件は10年前は・・20世紀は・・かな・・・起こらなかったといえる。
日本は平和憲法を持つ国「どこの国も攻めないと憲法で決めた国だ」という認識が世界中に広まっており
だから安心して付き合える国と認識されていたからだ。
だからこそ、「日本人だから助けられる」ということも多かったと言う。

しかし、風向きが変わったのは、イラク戦争への自衛隊派遣以降だと、ペシャワール会の中村哲さんは言う。
残念なことにペシャワール会で活動していた日本人が殺害される事件も起きてしまった。

更に、現政権になってから、集団的自衛権行使容認、憲法改正の動き、武器輸出三原則の見直しなど
戦争ができる国造りが進む。
日本がアメリカの属国である以上、アメリカの行動に左右されるとかんがえるのが自然だ。
世界の国が、今やそう見ているということだろう。
今回も「日本人だから狙われた」ということだ。
これは、戦後数十年かけて積み重ねてきた「平和国家日本」の信頼を、すでに壊してしまっているということにほかならないだろう。

そして、英ガーディアンが指摘するように、現首相が存在感を高めようとして行う政策に
必然的に伴うリスクだ・・まさに「アベノリスク」(>_<)

面白いのは「平和主義の根強い日本国民が、世界の安全保障でより積極的な役割を果たそうとする安倍首相に反対するようになり、首相を悩ませる可能性もあるとの見方を紹介した。」と言う見解。
まさにその通りの動きが国内にはある。当然だろう。

気になるのは南ドイツ新聞の見解だ。
「今回の中東歴訪が「(テロリストを)挑発した面もある」というのは、まさにその通りだと思う。そして、
「首相が事件を政治的に利用し、憲法の平和条項をさらに空洞化させようとする可能性もあると報じた。」
この見解も、その通りに進みそうで怖い(>_<)

このままだと、アベノリスク効果で、某国のように、日本国内でテロ事件が起きることになっていくのだろう。
それでも現政権を支持するのでしょうか?
この国の国民は・・(>_<)

by kitanomizube | 2015-01-25 21:21 | 平和
<< ほら、やっぱり(>_<) これも(^_^;) >>


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