北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
忘れてはならないもう一つの投票

衆議院議員選挙が近づいているが、忘れてはならないのがもう一つの投票
最高裁裁判官の国民審査だ
最高裁には裁判官が15名いる。
現行の裁判官はこれ

このうち10名の国民審査が行われるのだが
その重要性を認識している人は少ないのではないか・・と、思えてしまう
この10名に、国民審査で欠格を示すことができたら、日本の司法は、初めて国民を見て裁判をするようになる・・・
そう思うのだが・・

近年の裁判で、違憲判決が出たのは、衆議院議員選挙における一票の格差だが
選挙そのものを無効とする判決は出ていないのだから、有効性が無いとも言える

それ以外に違憲判決が出た例は、日本の憲政史上、ほぼ無いに等しい

長沼ナイキ基地訴訟で自衛隊違憲判決が出たのは札幌地方裁判所
それも、はるか昔のことだ
しかも、この判決を出した裁判官のその後は・・・悲しい現実だ

日本の裁判では何故、これほどまでに違憲判決が出ないのか?
それは、日本の司法制度がそうなっていないからである
この辺は、以前に書いたエントリー
がある。

私は、今回の国民審査では10名全てに×を付けなければならない・・と、考えている
根拠はあるのだが
一般的には、どの裁判官が何をしたのかは、わからない場合が多い
それを、わかりやすくまとめていただいているのがこちら
北海道大学大学院法学研究科教授の方だ

読んでいただければわかるが、国歌斉唱職務命令を合憲とした判決に全員賛成している時点で、私は×だ

by kitanomizube | 2012-12-08 05:20 | 政治
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