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イギリスで起きた暴動が沈静化したらしいが、「大儀なき暴動」と言われるように、何故暴動が広まったのか当のイギリスが自問しているという 毎日新聞の記事から
〜〜〜ここから〜〜〜 英国:若者たち、大義なき暴動 警官による黒人男性射殺に端を発した英国の暴動は13日、発生から1週間が経過し、ひとまず沈静化した。ロンドンを中心に約1600人の若者らが逮捕され、過去数十年間で最悪の事態となった暴動は、英社会に深い傷痕を残した。若者らはなぜ略奪、放火に走り、警察はなぜ有効に対処できなかったのか。背景を探った。【ロンドン笠原敏彦】 ◇人種、階層バラバラ 共通項は閉塞感 「異なる(背景の)若者らが同じ行動を取るという新たな難題に直面している」。キャメロン英首相は11日の臨時議会で、事態を「新たなタイプの暴動」と位置づけた。今回の暴動は、英国が過去に経験した政治的不満や人種差別などを背景にした暴動とは異なり、動機や目的が不明瞭な「大義なき暴動」とも呼ばれている。 暴動が沈静化し、英メディアは「どんな若者が暴徒だったのか」と自問している。逮捕されて裁判所に出廷した容疑者らは、裕福な女子大生やグラフィックデザイナー、小学校の補助教員、11歳の少年など人種も含めて一般化が難しいからだ。 暴動の中身は大別して、略奪▽放火などの破壊行為▽警察への攻撃--に3分類される。発端は、黒人男性射殺に対するロンドン北部での6日の抗議デモの暴徒化だったが、事態への警察のソフトな対応を見た若者らが簡易ブログ「ツイッター」などのソーシャルメディアでつながり、暴動が模倣犯的に拡大していった。その大半は略奪で、象徴的なのはスーパーからワイン1本を盗んで逃げる少年や、盗んだ衣類の「サイズを間違えた」と店に戻った若者らの姿だ。盗品は日用品が中心で、途上国型の略奪に近い。暴動に火をつけたロンドン北部トットナム地区や東部ハックニー地区などは失業者や貧困層の多い地域だけに、先進国・英国の中の「途上国」の反乱とも言える。 英・社会正義研究所のプール所長は「彼らは希望を持てず、失うものは何もないと感じている」と指摘する。キャメロン首相らは暴徒を犯罪者と断罪するが、暴動を生んだ全体状況として、社会階層の上昇の機会から取り残された若者らの閉塞(へいそく)感、失業、経済格差の拡大などの問題があるのは間違いない。 問題の根深さを示すのは、一般社会から断絶した若者らの不満を背景に広がるギャング(暴力的犯罪集団)文化だ。ロンドン警視庁の07年調査では、市内に250を超えるギャング組織が存在するといい、今回の暴動拡大でもギャング組織が中核的な役割を果たしたとの指摘もある。 また「新たなタイプの暴動」で目を引くのは、事態の展開の速さだ。暴動は中部バーミンガムなど各地に野火のように広がったが、ほぼ4日間で収束。ネットを介した「非政治的な暴動」は熱しやすく、さめやすいようだ。 〜〜〜ここまで〜〜〜
日本では3.11以降、国際社会から日本では何故暴動や略奪が起きないのか不思議に見られたり、賞賛されたりしている。 比較してイギリスは、随分国民性が悪いようにも見える が、本当にそうなのだろうか?
日本では暴動が起きず、イギリスでは暴動が起きるのは何故か? 本当に日本では起きないのか?
日本では阪神大震災の折にも同じ話題が世界に流れた 暴動も略奪も起きず、炊き出しや支援物資に整然と並ぶ国民・・・ 当時・・1995年はバブルは崩壊したものの、まだ日本型雇用も継続し、バブル期の蓄財も残っていた時期だった つまり、国民にまだまだ余裕があった時代だったと言えないだろうか
現在はどうだろう? 日本型の雇用は崩壊し、若者を中心に失業者があふれ それどころか大卒でも職に就けない者が2割もいるという 年収が300万円以下どころか、必死で働いても100万円台の人までいる かつては大学生のアルバイトでも日給10000円という職種まであったのに 今や「口入れ屋」にピンハネされ、大の大人が働いても働いても部屋を借りることすらできないという現実 アルバイトもパートも、「最低賃金:700円〜800円」で、何年働いても変わらない この多くが都市部に集中している
もし、3.11が、東海あるいは首都圏、近畿で起きていたらどうだっただろう? 上記のような生活に困窮している人と、ヒルズ族などと言われる一握りの資本家達が狭い範囲に接近して暮らしている ライフラインが寸断され、救援物資も滞った場合、首都圏の大型店舗周辺で本当に略奪が起きないのだろうか?? というより、そう言う場合、命をつなぐために被災者はどうするだろうか・・・
英国の暴動も、フランスの暴動も、貧困層と富裕層の経済格差が根底にあるという指摘は以前からある 移民の子どもたちへの差別も指摘されている アメリカにならって経済格差を拡大する政策をとっている日本で、今までのように暴動が起きず整然と・・が、続くのだろうか?
日本人の国民性という人もいるが 日本でもかつては暴動が起きた 日比谷焼き討ち事件がそうであり、米騒動がそうであり、一揆や打ち壊しがそうであろう 安保闘争当時の学生運動も、火炎瓶は使用するし「ブルジョアが搾取して手に入れた物を奪って何が悪い」・・・的な窃盗もあったと聞く 当時の残党と見られる者の爆破テロもあった
何故なくなったのか? それは戦後の復興と高度経済成長、そして「一億総中流」「世界で最も上手くいった社会主義」と言われた格差が少なく国民全体がある程度の生活水準を達成していた余裕・・・・が根底にあるのではないか?
○泉改革以来、日本は経済格差がかつてないほど拡大している また、「大学に行けば良い就職が」・・・と言う夢も崩壊した 若者に雇用がないのに、国家公務員は定年を延長して、じじいを長く働かせるという 何故、じじいではなく若者を雇用しないのか???
こんなことを続けていて、近い将来の日本でイギリスやフランスのような暴動が起きないと、本当に私たち日本人自身が言い切れるのだろうか?
そうなることを予防するためにも、早くアメリカの要求を聞き入れるだけの属国政治から脱却し 真の独立国家として、国民全ての幸せを考える国へ変貌する必要があると考えるがどうかな・・・
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by kitanomizube | 2011-08-15 05:56 | 国際 | Comments(4)
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