北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
決断は早く

海水から基準濃度の1250倍
朝日新聞の記事から

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海水から基準濃度の1250倍放射性物質 福島第一原発
2011年3月26日12時33分
 東京電力は26日、福島第一原子力発電所近くで25日朝に採取した海水から、最大で安全基準の1250.8倍にあたる濃度の放射性物質が検出された、と発表した。
 東電によると、25日午前8時半に第一原発の放水口から約330メートル南側の海岸沿いで0.5リットルの海水を採取して調べたところ、ヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の1250.8倍、検出された。21日午後2時半のときの10倍に跳ね上がった。これまで1日1回だった測定を2回に増やして監視を強化する。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、仮にこの濃度の水を500ミリリットル飲むと、一般人の年間限度にあたる1ミリシーベルト程度を被曝(ひばく)するが、ヨウ素131は放射線量が半分になる半減期が8日と短い。30キロ離れた場所での数値に変化は確認されていないという。
 このほか、セシウム134が基準の117.3倍、セシウム137が79.6倍、検出された。
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土壌は一部でチェルノブイリ以上と報じられている
J-castnewsの記事から

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「土壌汚染、一部でチェルノブイリと同レベル」
これに対し、京大原子炉実験所の小出裕章助教は、実際はもっと深刻な可能性があると指摘する。
「3万~11万テラベクレルというのは、とても放出量が多いと思います。もしそうなら、むしろ『レベル7』と言った方がいいのではないでしょうか。とてもレベル5であるはずがありませんね」
米シンクタンク「科学国際安全保障研究所(ISIS)」も、すでに2011年3月15日の時点でレベル7の可能性があるとしている。
福島原発事故では、土壌の汚染も、局地的にチェルノブイリと同じレベルの場所があるとの見方を朝日新聞が紹介している。
記事によると、福島県飯舘村では、1平方メートル換算で326万ベクレルのセシウム137が検出された。チェルノブイリでは、55万ベクレル以上は強制移住となったというが、その6倍の濃度だ。別の計算では、飯舘村は1200万ベクレル、20倍との極端な値さえあるという。もしそうなら住民の避難が必要で、場合によっては土壌の入れ替えもしなければならないとしている。
経産省の広報班によると、原子炉等規制法で、セシウムなどのα線を放出しない放射性物質の場合は、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えれば、国が放射線管理区域に指定しなければならないことになっている。
前出の小出助教は、「報道がもし事実なら、無人地帯の放射線管理区域にしないといけないでしょう。『原発安定まで最低1か月は必要』と記事にありましたが、事態はもっと悪くなるかもしれません。しかし、こちらも情報が乏しくて判断できずに困っているのですよ」
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どちらも深刻な事態だが、特に土壌はチェルノブイリ原発事故の時に55万ベクレル/㎡以上の時は強制移住だったという。
福島県飯館村では326万ベクレル/㎡だというから、6倍の濃度。別の計算では20倍という試算もあるというのでは移住しかないのではないか。

残念ながら、町が流されてしまった町や村、そして汚染されてしまった町や村が協力して、新しい街作りを始める必要があるのではないだろうか?

とりあえず、早急に避難勧告を出さないと、住民の生命が危険にさらされている!

by kitanomizube | 2011-03-27 05:48 | 環境
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