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議会を無視して専決処分を乱発してきた鹿児島県阿久根市の市長が4ヶ月ぶりに議会に顔を出し、議会が始まったようだ
北海道新聞の記事から
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阿久根副市長選任を不承認 市長専決で激しいやりとり
(08/25 11:56、08/25 15:30 更新)
竹原信一市長が専決処分を乱発して混乱が続いた鹿児島県阿久根市の臨時議会が25日午前、開会した。市長が議会招集に応じてこなかったため約4カ月ぶりの開催。竹原市長が専決処分した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏の副市長選任をめぐって、反市長派議員と市長が激しいやりとりを繰り広げた末、反対多数で不承認とした。
会期は26日までの2日間。
総務省行政課は「今回の一連の専決処分は、緊急を要する際など法が定める要件に沿って適法に行われたかどうかが問われている。もともと違法な処分なら、不承認の議決以前に無効だ」としている。
反市長派の市議らは質問で、副市長選任の違法性を指摘。市長は「すべてを否決する議会を相手にするには専決しかない」と主張し「市長と議会は不信任の関係なので専決は有効」と自らの正当性を訴えた。仙波氏も「(専決処分の)違法、適法の判断は裁判官がするものだ」と話した。
臨時議会で市側は、仙波氏の副市長選任のほか、市職員のボーナスを半額に減らす条例改正など計19件の専決処分について承認を求めるが、ほとんどが不承認となる見通し。一方、反市長派議員は職員ボーナスを元に戻す条例改正案などを議員提案している。
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全てを反対する議会だから議会を無視して専決というのは、そもそも民主主義を理解していないのではないのか?
有権者にも疑問を覚える
何故、対立するのがわかっている市長と議員を選んでしまうのか??
もう一つ驚いたことは
市長の専決で任命された副市長が、市役所の三部諸の職員に対し、組合からの脱退を求めていることだ
北海道新聞の記事から
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中枢3課職員は組合脱退を 鹿児島県阿久根市の仙波氏
(08/17 09:12)
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏は16日、市課長会で「組織の中枢部の総務、企画調整、財政の3課の職員は労働組合から出ていただく」と発言し、労組から脱退しない職員は、他の部署へ異動させる方針を示した。今後、労組との団体交渉で申し入れるという。
仙波氏は取材に対し「市の心臓部に組合員がいれば、団交の相手として対等の立場にある組合にこちらの情報が筒抜けになる。組合から離れたくない職員には強制できないので、3課から出ていってもらう」と話した。3課の職員は計35人いるという。
課長などの管理職や重要な行政上の決定を行う職員らを除く一般職員について、職員団体(労組)を結成したり、加入したりすることを認めた地方公務員法52条に抵触する可能性があるが、仙波氏は「今後市の規則を改正し、仕組みを変えていきたい」としている。
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管理職が組合を抜けるのも、実は疑問を感じているのだが・・
同じ賃金労働者なのに、管理職と名がついただけで自分の収入を守ることも出来なくなるのが公務員
戦後間もなくの頃は、そうではなかったはずだ
管理職といえども賃金労働者で、自分たちの労働条件を自分で決めることが出来るわけではない
だから厳密に言うと、賃金を支払っているわけでもなく、使用者・・にはあたらない
だから組合の交渉でも「当事者能力がない」という風に言われているはずだ
それなのに他に自分の労働条件を守るすべを持たない職員に対し労働組合の脱退を求めるのは「不当労働行為」にあたるのではないのか?
法律を知っているのか、知っているにもかかわらず恣意的に曲解しているとしか思えない
私だけ??
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by kitanomizube
| 2010-08-25 23:52
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