北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
水辺の町の文化財その2

水辺の町には「キウス周堤墓群」という縄文時代の墓がある
昭和54年に国の指定を受けた史跡で
直径が30m〜75mの周堤墓が8基ある
縄文後期で、3000年ほど前のものと考えられている
国内で、地表面から観察できる縄文時代の墓で最大規模のものと言われる
水辺の町の文化財その2_c0046416_6301451.jpg

行ってみるとけっこう規模が大きいのに驚かされる
周堤の高さは3mを超えるだろうか
水辺の町の文化財その2_c0046416_6305357.jpg

周囲一体と同様、樹木で覆われているのでわかりにくいかもしれないが
明らかに自然の地形ではない
水辺の町の文化財その2_c0046416_6321292.jpg

残念なのは、北海道や他の地域の遺跡と同様
全てが保存される・・・という時代ではなかったようで
大きな周堤墓を貫くように幹線道路が走っている
水辺の町の文化財その2_c0046416_6324150.jpg

水辺の町の文化財その2_c0046416_633657.jpg

三内丸山遺跡のように建設中だった野球場を取りやめどころか、完成部分まで取り壊して保存する・・なんてことになったのは随分最近のことだ。
北海道の函館周辺にも、三内丸山に匹敵する巨大遺跡はたくさんあったとする専門家も多い。
それらは空港建設や道路の建設で、今観ることはできなくなってしまったらしい。

by kitanomizube | 2010-05-25 23:29 | 教育
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