北の水辺で水面や空を眺めての独り言

by kitanomizube
 
内需拡大が国際公約

首相が内需拡大を国際公約にあげたらしい
日経新聞の記事から

〜〜〜ここから〜〜〜
麻生首相、内需拡大を「国際公約」に 政権運営「経済」に重点
 【ワシントン=中山真】麻生太郎首相は緊急首脳会合(金融サミット)で、世界経済の安定に向け日本が積極的な役割を果たす考えを表明した。今後は「国際公約」にもなった内需拡大による景気回復に全力を挙げる構えだが、実現は容易ではないばかりか、衆院解散・総選挙をにらむ政権運営の足かせにもなる。政権の命運を「経済」に委ねた格好だ。
 「日本に対する期待の大きさ、もしくは日本が果たさなければならない役割の大きさというのを感じた」。金融サミット閉幕後に記者会見した首相の表情は高揚感に満ちあふれていた。首相は国際通貨基金(IMF)への10兆円規模の資金拠出など「麻生提案」を積極発信した。(09:40)
〜〜〜ここまで〜〜〜

内需の拡大のためには、国民の所得が増えなければならないだろう
しかし、小泉構造改革と、それに伴う「規制緩和」により、労働者の1/3が非正規雇用になっており、更にワーキングプアと呼ばれ、年収200万円以下どころか、年収120万円といわれる貧困層が1600万人を突破したと言われる現在、内需が拡大するほどの購買力が、国民のどこに残っているというのか??
以前から指摘してきたとおり、戦後最高の好景気・・と言われていた、ここ数年間、上記のような対応で労働分配率は低下の一途だった。
そこに米国発金融危機である。
しかも賃金抑制に、原油高騰、穀物価格高騰、物価高、更に恒久減税廃止で実質増税の今、内需拡大のために使える資金が、国民のどこにあるというのか??
三年後には消費税を増税するとも言う。

首相になり、初めて国際舞台に出る経験をした今、高揚感にあふれる気持ちもわからないではないが、こんな公約をするのならば、国内に向けて内需が拡大するような政策の提言をしてもらいたいものだ
2兆円もの金を、選挙のためにばらまくことしか思いつかない人に、この国際公約を実現するだけのアイディアがあるというのか??

いい加減にしてもらいたい

高揚感に浸っている場合ではない
さっさと衆議院を解散して、本当の意味で「国民の真を問う」ことをやってもらいたい

by kitanomizube | 2008-11-17 23:35 | 政治
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